会社の目的は?

何やるか?って聞かれて、そんなことは決まりきっているじゃないかと答えると、そこがブレルと空中分解しちゃうみたいだから、よく考えて進めた方がいいよって

女房が行政書士みたいな口ぶりで話しかけてきました。

会社が営業する事業内容を定款に明記し、定款で決めた範囲内でのみの営業活動をしなければなりませんって書いてあったそうだ。

今後営業するだろうと思われる事業を盛り込んでおかないと、定款の変更を後ですることになり、また手間とお金が必要になるそうだ。

そうだ!そうだ!

なにかと注文つけて来るのは、どうやら会社設立のことをインターネットで調べて見てるようです。影では心配してるんだろうと思いありがたく聞いておきます。

私は、最近めっきり老眼が進んで細かい文字を読み進むのが大変です。購入した本をふむふむと読み進んで、わからないことが出てくると、やっぱりインターネットの検索をします。

定款が何とか書き終わりました。これで公証役場で定款認証を受けることができるぞ!すんなりと通るんだろうか・・・?

会社の名前?

何をやるのかがはっきりしてない!のに会社の名前なんか決めることできないじゃん。こんな時あれや、これやと夢と希望でどんどん拡大して行きました。間口を広げてすぎて身動きできないことになってきました。

いやいや、これは絶対に必要だよ、というのが総合広告業です。つまり2人の経験値の高い仕事で手堅く軌道に乗せられそうだから・・・、それからゆっくりと手を広げてもいいんじゃない?たった2人だと決まるのも即決です。

さて、会社の商号として使える文字や記号も決まりがありました。
漢字・カタカナ・ひらがな・ローマ字・アラビア数字・&(アンバサンド)・’(アポストロフィー)・,(コンマ)・−(ハイフン)・.(ピリオド)・・(中点)
が使える文字・記号です。

ただし、文字と文字の間には空白(スペース)を入れることは出来なくて、記号は名前の先頭に付けることは出来ないようです。また、.(ピリオド)は名前の最後に省略としてつけることは出来ます。

決まりました。会社設立の第一歩。かっこ良すぎと思いながらこれでいこう!となりました。

何やるの?

会社を退職すると決めて、女房にその話をした時に「何するの?」って聞かれました。その後のことは相棒と色んなことを話し合って、考えてはいたんだけど、うん、会社をやると答えたんです。だから何の会社?って聞くもんだから、困ってしまったんです。

実はず〜っと広告関係の仕事をしてきていたのですが、何か違うことをやりたいと模索しているんで答えられなかったんで、女房はイラついてしまいました。しまった!こんなことではヤバイ!不安感を持たれてはマズイと思ってすぐさま、そう広告関係を相棒と2人で始める予定だということを、トクトクと話て、難なく納得させることができました。

説明責任を果たすことが第一関門です。相談してはいけません。決定事項を丁寧に話すことが納得してもらえる最短距離です。けんかになりそうな状況をなんとか切り抜けてじゃぁしょうがないわね。と一言。

女房が最後に言いました。定年前に満額退職金ももらわないでなんてこった!・・と顔は笑ってたから、うまく軌道に乗せて食っていけるようになるのが恩返しかな。

結局、手堅く経験のある仕事の延長線から始めて徐々に手を広げようということになりました。定款に記載しておかないと営業できないのと、あとで登記の変更するとお金もかかるからよく検討して、取り合えず定款には載せておこうということになりました。

何で株式会社なの?

女房が言いました。そんなに気張らなくても、有限会社でいいじゃないと・・・。実は平成18年5月から新会社法が施行されて制度が変わったんですよね。有限会社が出来なくなったんです。それまでは資本金300万円で有限会社の設立可能だったんですがね。

説明してあげたらあらそうって、ことです。もっと詳しく知りたそうだったので、ついでに話してあげました。LLPという協同組合みたいなスタイルもあって、これもいいなぁと相棒とは話していたんだが、やっぱり営業する上で、株式会社と付いているのと、新しく出来たLLPでは、相手の受けが違うよという結論です。・・・と説明しました。

さらに、LLCとかが新たにできたようだけど、株式会社もLLPもLLCも細かい部分で変更や削除した制度もあるようだけど、総合的に判断して、株式会社を目指すことにしたんだと話すと、ふ〜んと感心してました。

女房対策は理論武装で突破するのが効果的ですね。税金の申告のための記帳が複式簿記で記載しなければならなかったりとLLPにはない面倒なことがあるけど、それを含めても株式会社が有利という判断です。

お金は大丈夫?

先立つものはお金です。でも子育てが終わったから何とかなるさ的な軽いのりです。あまり強い気持ちはないんです。力を抜いてみました。分相応な資本金で始めようとなりました。

しかし、なにかにと会社というものは必要なものがあります。お互い持ち寄ってやってみることになりました。車は各自の車で移動、ボールペンは使っていたもの、机はそれぞれの家で調達。そうそう、そうなんです。実はオフィスレスを目指して設計を始めたんです。

お互いパソコンを活用して、スカイプという無料の電話で交信しながら打ち合わせをしてるんです。こらがすごい!お互いの顔をみながら、そばにいて話しかけるようにコミュニケーションが出来るんです。フルに活用することになりました。

公庫から少し借りて始めることも、選択肢の中にあったんですが、スタートは自前の資金150万円×2人=300万円から始めることになりました。

これは、去年までは有限会社があってこの資本金は300万円となっていたことを覚えていて、こうなっただけで深い意味はありません。新しい会社法は株式会社でも1円から会社設立できるんですよね。開業資金と運転資金を合わせて300万円で始めます。

従業員の人数とその後の実態

従業者数 平均4.3人でも本人のみで開業するケースや2人で開業するケースがそれぞれ2割程度あるようで安心しました。平均は4人強だから私達はずいぶんと平均の足を引っぱっていて、心苦しいですが、小さく生んで大きく育てようかなって相棒に言ったら、食べていければいいんです。ということで・・・。

そして、肝心の開業資金の平均額は1,103万円となっています。500万円未満とする層が約3社に1社あって少額で開業するひともけっこう少なくないようです。ちなみに私達は150万円ずつ出し合って300万円から始めようと思ってます。一般的に自己資金の平均が448万円で、自己資金以外にも、「親、兄弟、親せき」からの調達が平均で166万あって資金集めはやはり苦労するようです。公庫を含めた金融機関からの借入比率は開業費用の5割程度が平均であり開業費用を借りようかどうか現在だは迷っています。200万円公庫から借りて500万円にするかな?考え中です。

さて、約1年経過した開業後の状況はと言うと、予想売上の達成度は達成したのが37%で未達成63%と開業後は意外と苦戦していることが伺えます。予想売上を達成したという企業は4割弱です。収支での状況は黒字基調60%、赤字基調40%と開業してみてたが、利益が出ているという企業は約6割です。

新規開業の実態

世間一般的な会社設立にはどんな背景があるんだろう?と思ってちょっと調べてみることにしました。・・年齢は平均で43歳です。そんな中で50歳以上で開業する人は約30%もいると聞いて心強く元気が出ます。同じように考える人がいるんだろうなぁと感心しきり、そして開業の年齢は徐々に上がる傾向にあるようです。高齢化が進んでいることと寿命が延びて元気な年寄りが増えたんでしょうね。仲間が増える傾向です。

性別では男が83.5%女が16.5%と男性が8割強と圧倒的に多いが、最近の女性の方の開業者は16.5%とは意外にも過去最高なんだそうですね。女は強くなってゆきますね。しかし、男社会の中で力でものを言わせて事業を進めるのと、違った視点から社会形成するとても良いことだと思います・・・・。

開業するスタイルは個人企業が約6割で法人企業が4割弱と個人での開業が大半ですね。軌道に乗った後に法人成りするというケースもあり力を蓄えてから法人化するのが良いのかな?

業種的には小売業が約23%で、サービス業が21%、その他医療・福祉系が16%、飲食・宿泊業が15%、建設業が9%、製造業 5%となっているようです。ITや介護サービスなどといった新しいタイプの業種もありますが、大半は従来型の業種が多いのが以外ですね。ハイテクを駆使してのベンチャー企業は数字に表れていないのがびっくりです。

定年間近の変なおじさん2人

定年間近の同期の2人が都内に出かける機会がありました。車の中で小さい時は楽しかったな〜、から始まり若いときは金はないけど暇だけはあったよな〜とフォークソング全盛期の時代背景を楽しみながら車を走らせているうちに、最近忘れっぽくなったよな〜。

今日の朝ごはん何食べた? 昨日の会議であいつは出席してたかな?など思い出せないんだよな、などと話していたらどんどん盛り上がってしまい、一生ヤドカリみたいに会社にぶら下がって終わるんじゃぁ、情けない!と言うことで、話がまとまり、ひょんなことから、よし!ボケる前におじさん2人で会社を作ろうということになってしまいました。

会社とは何だ?・・・漠然としたイメージで捉えていた2人はその確信など全く理解していないことに気が付きました。当り前のように会社の歯車になって働いていたのでよく判っている!と思っていたが意外と判ってないのが現状でした。

ボケる前で良かった!まだ向上心が残っていたようです。どうせやるなら勉強しよう!頑張ろう!・・・自分達2人で登記することになりました。さぞ悪戦苦闘が始まるんだろうことは予想できるが、まず自立する第一歩です。

そんなやじきた会社設立の奮戦日記ブログです。同世代の方に読んでいただければ嬉しいですね。